関係者向け
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※パスワード訂正し再アップしました(2020/08/17 21:37)
7月例回のセッション、お待たせしましたが上記にて第一稿をアップロードいたしました。ダウンロードパスワードは事前共有のものになります。まだゲラということで、テキストファイルでアップロードしています。
元シナリオと突き合わせての改稿、ルールブックと突き合わせての、予備知識のない方向けへの適宜解説と補足とルールやデータ・世界観情報への参照情報の付記と改稿、をやるつもりではいます。
その上での大幅な編集は、検討中です。
文字起こしの話
電源+wifiを提供してくれるお店で、ノートPCを使用して10:00-22:00と、12時間ほどかかりました。文字起こし後の字数は3.5万字ほど。3時間23分の自身が参加しよく知っている内容で、おおよそ録音時間の3.6倍の作業時間。文庫本がだいたい一冊10-12万字。リプレイは3話構成が多いから、一応字数の対応としても目安通りのようです。
大学生のときに全く予備知識のない内容の文字起こしをライターさんからアルバイトで請け負ったのですが、1万円の報酬で10時間くらいはかかったので、そうそう甘いバイトは転がってないと思った記憶があります。
ただ、その時と違いぶっ続けで集中して作業できたので、内容への理解度と興味の量は集中力に直結すると改めて感じました。作業を始めるまでは、そうそう集中力が続かないから何日かに分けて作業することになるだろうと思っていたので、自分でも意外ではありました。
最近、実用レベルまで精度が上がってきたという文字入力を、次の機会があれば使ってみたいですが、TRPGセッションに限らず口頭での会話がいかに省略に溢れていて、整った文章になっておらず、かつ一般的な用語でないことばが多いということを感じたので、作業性の向上はともかく、録って出しというにはほど遠いであろうことは予想しています。
単純な文字起こしだけでなく、ある程度その場の文脈を補う形でことばを補い自然な文章に改訂しながらの作業ではありますが、やはり時間はかかりますね。趣味としてやっていくには重たい作業量ですが、逆に3万字超の準創作がセッション時間やセッション準備時間と合わせて20時間でできればかなり効率が良いとも言えそうです。これは、TRPGリプレイに限らず座談会方式で行うコンテンツ全般にも言えそうですが。
あと、実セッション感・リアルセッション感を出すためには、細かい判定の中身や出目、増減しているリソースの実数あたりが欲しいのですが、意外とセッション中はそういったものは口に出されず。「成功しました/失敗しました」だけが多いなと感じました。極論、出目だけを録画するビデオが欲しいくらいに。特に複数個ダイスを振って、一番良い悪いものを選ぶタイプのシステムだと、出たすべての出目がわかったほうが臨場感が出るんですが、口に出されているのは、ほぼ最終の出目だけです。
宣言についても、TCGのようにはっきり言っていることはまれで、(理想的には)「ムーブアクションで前方10mに移動して、マイナーアクションでアイテムのXXを使用して火ダメージ+2、メジャーアクションで特技Aの効果で2回攻撃して、かつその2回攻撃に特技Bの効果で相手にバッドステータスを与えます」みたいな行動宣言ですが、実際のセッションだと「さっきと同じターンの行動です」「判定失敗しました」「じゃ、次」みたいなことがよくわかりました。
各PCのレコードシート記載の仕方もわりと個人個人で異なるメモになっていて、TRPGってシステムを利用した遊びのわりには、そのシステム通りの結果出力・過程記録を担保せずに実セッションは回っているということを再確認しました。
そのため、リプレイとして書き起こすことを前提にセッションするのなら、上記のような行動宣言を詳細に行ったり、各PCのリソース状況を積極的に声に出しながら、レコードシートにもタイムラインとともに記入、判定の際の出目も全部読み上げながら、を意識して行うと、書き起こす人間の作業性やセッション再現性が大きくなるなと思いました。